大地の再生 関東甲信越支部では、里地里山、民地など様々なフィールドにて、水と空気の循環を整えることで、大地本来の力を引き出す取り組みを続けてきました。
その実践のひとつが、山梨県上野原市の茶畑で育まれてきた「風の三年番茶」です。
荒れていた茶畑の風通しと水通しを改善し、茶の木が呼吸しやすい環境を取り戻しながら、自然樹形へと導いていく。
そうした手当てを重ねる中で育った茶の木から、三年以上伸ばした枝葉を立春の頃に剪定し、素材としています。
刈り取った枝葉は、静岡県にて鉄釜による薪火焙煎を行い、その後およそ一年間熟成。
マクロビオティック(食養)の祖・櫻沢如一氏の系譜を引く焙煎法により、現在この製法で焙煎できる釜は全国でも数箇所のみといわれています。
「風の三年番茶」は、単なる製品ではなく、大地の再生の視点で休耕茶畑を改善し、地域の中に小さな循環を生み出していくものとして始まった取り組みから生まれました。
今回の講座について
今回の講座では、里地創生プロジェクトと連携し、神奈川県相模原市藤野地区北部の茶畑をフィールドに、大地の再生の視点と手法を共有します。
藤野は、里山・古民家・集落文化が今も残る地域であり、里地創生プロジェクトが「低負荷で持続的な里地の利活用」をテーマに、茶畑再生に取り組んでいる場所です。
本講座は、そうした現場において、
- 茶畑の水と空気の循環をどう読み取るのか
- どのように手を入れることで、木と土が健やかさを取り戻していくのか
- それが「風の三年番茶」づくりとどうつながっていくのか
を、座学と実地作業を通して体感的に学ぶ機会となります。
講座の内容
2025年2月から再生に取り組んできた佐野川地区の茶畑は、鳥獣害対策のため残念ながら抜根され、更地となりました。
今回は、古民家再生とパーマカルチャーの発信拠点として準備が進められている、沢井地区の茶畑にて講座を行います。
現地では、茶の木が健全に育つための「水と空気の循環」や「地形と植生の関係」を読み取りながら、草刈りや剪定などの整備作業を行います。
この工程そのものが、「風の三年番茶」づくりの入口となるプロセスです。
当日のプログラム
当日は、作業前に座学の時間を設け、
- 藤野および佐野川地区の茶畑の現状
- 放棄・抜根がもたらす環境への影響
- 大地の再生の視点から見る茶畑再生
- 風の三年番茶の目的、背景、効能
などについて共有します。
その後、現地に移動し、作業を行います。
2025年版の「風の三年番茶」も試飲いただきます。
作業後、参加者の方には、「風の三年番茶(50g)」をお持ち帰りいただきます。
講座詳細
- 日程
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1月31日(土) 9:00~16:00
・途中参加、退出可能。
・雨天中止の場合、前日までにEメールでご連絡します。 - 集合場所
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森のイノベーションラボFUJINO(相模原市緑区小渕2012)
https://maps.app.goo.gl/cZKLuA7MkNmJbcdTA
・作業場所の現地まで乗り合いで向かいます - 駐車場
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無料
・藤野中央公民館の駐車場をご利用ください - 参加費
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4,000円
- 定員
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20名(先着順)
・定員になり次第終了します - 持ち物
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・汚れてもいい服装と靴、軍手、帽子
・飲み物、昼食(必要な方)、タオル、着替えなど必要なもの
・手道具(ノコギリ鎌、剪定バサミ、手ノコギリ)※ご用意できる範囲でOKです。 - お申し込み
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以下のフォームよりお申し込みください。
- キャンセルについて
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・キャンセルの場合は事務局までお知らせください。
・当日キャンセルの場合、参加費のお支払いをお願いしております。 - 共催
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大地の再生 関東甲信越支部、里地創生プロジェクト
- 協力
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NPO法人ふじの里山くらぶ、森のイノベーションラボFUJINO
- お問い合わせ
-
里地創生プロジェクト公式LINEをご利用ください。
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